アパレル業界に革新を!注目のファッションベンチャー企業

スタートアップ企業やD2Cブランドを作る企業に加え、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など新しい波が寄せるファッション・アパレル業界。今回は、そんななかで進化し続けるファッションベンチャー企業をご紹介。革新的な発想で躍進を続ける企業とは?行なっているビジネスとはどの様な形なのでしょう。

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作りたいを現実に シタテル株式会社

 
 
 
 
 
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『sitateru』

プロ・アマ問わず、それぞれの服を作りたいという欲求を叶えてくれるのが、シタテル株式会社が運営するオンラインサービス『sitateru』です。国内の縫製工場・生地メーカーとの連携により、個々のクリエイティビティを形にすることができます。

ユーザーと工場を繋ぐことで誰でも洋服を作ることが可能に

サービスの強みは、ユーザー(ブランド側)と工場をマッチングさせるという独創的な発想と、パターンから縫製、二次加工という服作りにおける全てを網羅している点にあります。登録者数はユーザー(ブランド側)が1万を超え工場側が631という数でマッチングを行なっています。

極小ロットでの発注で製作者の負担を少なく

『sitateru』では15〜100枚単位の極小ロットから発注を行うことができます。この利便性から、個人デザイナーだけではなく、大手セレクトショップや卸、ハイブランドまで幅広いユーザーの獲得に成功しました。相談から納品まで専任のコンシェルジュが対応してくれるなどの手厚いケアも特徴的です。

『SPEC』

2018年に発表した販売支援ツール『SPEC』は、在庫リスクゼロの新しい流通システムとして開発されました。受注数が確定してから生産を行うことで、売れ行きの不透明さによる生産過多や余剰在庫管理、SALE処分などの生産者側のあらゆるリスクを解消するシステムとして注目を浴びています。

ユーザービリティーの追求 株式会社オールユアーズ

 
 
 
 
 
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DEEPER’S WEARやSECOND LIFEなどのオリジナルウェアブランドを手がける株式会社オールユアーズ。シンプルで着回しやすく、何度選択をしても色落ちしないことや、部屋干しでも3時間で乾く服など、機能性を高めることで消費者に寄り添う商品を提供。この背景には「長年の歴史の中で完成された外装デザインは変える必要がないが、その分かゆいところに手が届くような服を作りたい」という思いが込められています。

 

納期の遅れまで、全てをオープンに

「透明性の時代なので、全てオープンにする。納期が遅れるといったことも公表して、それもコンテンツにする」というオールユアーズのECサイトでは、商品ごとにその商品を思いついた経緯や開発秘話など、時系列を追って紹介しています。

さらに、通常ならば競合との兼ね合いから、取引先の工場などの情報は開示しないのですが、写真付きで掲載。また、販売開始からの経過日から累計販売枚数、購入人数などに至るまでを開示しています。

 

分割払いと2年保証を付けて一生モノの服を

月額定額制の新たなサブスクリプションサービスもローンチ。1万5000円の定番デニム、「ハイキックジーンズ」を月額1800円(12回払い、計2万1600円)で販売するという仕組みです。形式的には分割払いと変わらなく、割高にはなるのですが、購入時から2年間の保証がつき、いつでも修理の相談ができるというシステムです。

「アパレルにおいて“一生モノ”という言葉がよく使われるが、一生着られるモノなら、一回で支払わなくてもいいんじゃないか」という斬新でシンプルな発想源も魅力です。

自分らしさを形にする 株式会社FABRIC TOKYO

 
 
 
 
 
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『FABRIC TOKYO』

店舗とネット通販からオーダースーツを作ることができる『FABRIC TOKYO』。縫製は国内の工場に限定しており、不要な仲介業者を介さずにスーツの提供を行い、高品質なスーツを低価格で販売しています。

機能性が高く種類豊富な生地

機能性を重視した生地を数多く取り扱っています。ストレッチ素材や、防シワ加工、吸水速乾性に自宅で洗える生地など消費者のニーズに合わせた幅広い種類の生地があるのが特徴です。スーツ以外にもカジュアルな服からシャツのオーダーまで用意してあり、サイズの採寸データはパーソナルデータとしてクラウド上に管理されているため、自宅での洋服のカスタマイズも可能です。

採寸を目的としたリアル店舗

実店舗も採寸という体験を目的としてるのが特徴的で、在庫、レジ、を抱えないことで運営コストを極限まで抑えることを可能にしています。オーダー可能なスーツやシャツの生地のサンプリングを用意し、好みの生地に出会う体験を演出。その後同社のECサイトにてオーダーを行うことができます。

 

着丈・シェイプが選べる全112通りのポロシャツ“FABRIC TOKYO POLO SHIRT 2019”販売開始!

SNSを駆使した戦略 株式会社yutori

 
 
 
 
 
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『古着女子』

インスタ企業としてそのモデルを確立した『古着女子』の運営を行なっています。オシャレに古着を着こなす女性をピックアップし、古着の持つ「個性」や「発掘の面白さ」を提供しています。一切の広告をかけず、開設からわずか5ヶ月でフォロワー数を10万人にまで伸ばし、現在24.7万人ものフォロワーを抱えています。キャンプファイヤー創業の家入一真氏率いるベンチャーキャピタル『NOW』を引受先とした第三者割当増資の実施を発表するなど、その勢いはIT業界からも注目を集めています。

インスタグラムを使ったメディア発信

運営するメディアは『古着女子』だけではありません。90年代をテーマにしたボーイッシュ古着の『9090』やミレニアル世代特化のスポーツブランド『dabbot.』など、ECショップ連動型のインスタグラムアカウントを展開しており、ほぼ全ての商品がSOLDになるほどの人気を博しています。男性向けの古着メディア『古着男子』や一点モノをコンセプトとする『イチゴイチエ』などの展開も行なっており、古着×SNSを利用したメディア発信からアパレルショップの展開やコミュニティーの運営にまで事業を拡大していく方針です。

まとめ

革新的な発想で躍進を続けるこれらの企業には的確なマーケティングと、確立したコンセプトが隠されていました。アパレル業界の在り方は、服を売るという単一的なものから多角的な戦略を要したものに変容しています。時代の流れにふるい落とされることなく、常に新しいものに視線を向けることで成長を続けるベンチャー企業のご紹介でした。

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