2017年3月14日(火)、杉野学園ドレスメーカー学院にて、学生と企業による産学連携プロジェクト、「スギノエプロン(SUGINO APRON)」の発表会が行われた。

同学院では、2014年から産学連携の授業の一環として学校発オリジナルブランド「スギノエプロン(SUGINO APRON)」を学生主体で制作している。今年度は、これまで発表したエプロンを軸に、検証/改善を行い、新たに3ラインを発表した。どのプロダクトについても市場の調査を行うだけでなく、原価率などビジネスの視点を持ち合わせて制作されていた。その3ラインを以下に紹介する。

 

『パペットエプロン』

鍋掴みとして使用される「パペットミトン」に変形するエプロン。親子で楽しく料理しながら、「絆を深める」をコンセプトに、動物をモチーフとしたデザインで制作した。学校のプロジェクトで終えるだけでなく、実際にエプロンメーカに提案予定になっているそうだ。

 

『キッズエプロンワークショップ』

小学校の家庭科の授業に使用することを想定して考案された「エプロンキット」。これまでの授業で使用されるものはデザインに限りがあるため、自由にデザインできることに、女の子のニーズがあると仮説をたて、プロダクト化。小学生向けの雑誌とタイアップなどを行い、認知を拡大させると今後の展望について話した。

 

『断ち切りで四角いだけの無縫製エプロン』

学校給食や被災地などで活用する”使い捨て不織布エプロン”から着想を得たプロダクト。忘れ物が多発する、家庭科の調理実習時や、飲食店向けにプロダクト化。保存の際に、場所を取らないようロール状に設計。また、ノーソーイング(無縫製)のプロダクトにすることで、布を無駄なく使用するだけでなく、工賃を減らすことにも繋がるとアピールした。

 

最後に、大手アパレルブランドでプロダクトの経験を積み、今回のプロジェクトの講師を務めた水内氏は、「若手や企業のデザイナー、MDなどに普段行っている内容と同様のことを学生に行った。原価率や数字のことも含め全て学生が主体的に考え、行動した。外部に提案できるレベルになったかどうかはさておき、このハードルを越えるために”どうするか”を考えることが勉強なのではないか?」と実践と理論についての意見を述べた。

 

ファッションの専門学校 Doreme(ドレメ) ドレスメーカー学院:
http://www.dressmaker-gakuin.ac.jp/

 

text : READY TO FASHION編集部

READY TO FASHION MAG 編集部

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