【連載】 “写ルンです”で切り取るファッショニスタの視点vol.4: キム・スギョン

視覚から得る情報というのは格段に昔に比べて多くなっている。

それはSNSの影響が大きいだろう。特にその中でも若者の生活に影響や刺激を与えているのが「ファッショニスタ」である。

 

そんな彼らの「日常」というものはどんなものなのだろうか・・・。

私たちは彼らに27枚撮りの“写ルンです”を渡し、日常の3シーンを撮ってもらった。そこから見える彼らの世界とは。SNS上でみる世界とはまた違う彼らにきっと出会うはず。

 

Vol.4は16歳のアーティスト、キム・スギョン。見逃しがちな一瞬一瞬も自分のものにしてしまう魅力を持つ、彼女の日常を、“写ルンです”の視点で覗いてみようと思う。

 

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scene 1 : 甘ずっぱい女のこ

私は友達と知らない町に行って冒険するのが大好きです。

この日は友達2人と塩屋にある旧グッゲンハイム邸に行きました。庭に植えてあった果実の木が彼女にぴったりで、写真を撮っていると心の中も甘酸っぱくて柔らかい気持ちになりました。

踏切を渡り、細い道を歩き、人気の少ない住宅街を散策して、海に行きました。

のんびり歩きながら写真を撮ったり、海でぼーっとしたり。私はこういう時間が大好きです。

 

scene 2 : マイ ミューズ

私のミューズはおじいちゃんとおばあちゃんです。

シワシワの手、クルクルのパーマ、白髪さえ愛おしく見えます。

なにより1番好きな理由は昔の話を聞けることです。青春時代の話、音楽の話、服の話。私は昔の話を聞くたびに胸がドキドキします。

正直にいうと、今の時代に飽き飽きしてるのです。ネットでなんでも済ませられるのはもう嫌なのです。手紙を書いたり、レコードを聴いたり、人に気持ちを伝える重要性やその瞬間瞬間を楽しめることが少なくなっている気がします。

人に気持ちを伝える重要性やその瞬間瞬間を楽しめることが少なくなっている気がします。

 

だから私は時間をかけて純粋に今の時代を楽しんで生きたいなあと、いつも思います。

 

scene 3 : カラフルなヒト

私は友達と家族が大好きです。

私に一番刺激を与えてくれる存在。

昔から人が大好きでした。

自分と全く違う考え方や趣味を持った人と話すと、自分の知らない世界を見ることができる。ジャンルが違うから合わないというよりも、違うからこそ気になるし話してみたいと思う。一人一人が持っている個性や考え方は私のエネルギーになってくれるのだと思います。

 

 

Text&Photo: キム・スギョン
Planning & editing:Akari.KREADY TO FASHION MAG 編集部)
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