次世代販売?ライブ配信で服を売るライバーに密着!株式会社ナイスクラップ – 会社と仕事と”人”。Vol.5

株式会社ナイスクラップ

ファッション業界に興味のある若者に向けて、表面的に会社を知るのではなく、そこで働く”人”にフォーカスし、会社のその先にあるリアルな姿を届けるインタビュー企画。

第5弾は、販売スタッフの活躍の場をウェブにも広げるなど新しい挑戦を続ける、株式会社ナイスクラップ。 大手アパレルのパルグループにも属し、「one after another NICE CLAUP」を中心に、9ブランドを展開している。

今回、そんな同社から伺ったのは、「one after another NICE CLAUP」を担当する、中田恵美さん(以下敬省略:中田)。 2019年6月27日から始まった、何か一つ、得意なことがある方を対象とした「one unique recruitment 」という採用プロジェクトでも、ライブ配信が得意な方を募集している。本インタビューを通じて、どんな”人”が活躍しているのか、ライブ配信に密着してみた。

one unique recruitment

 

 

ライバーのお仕事って?

ーまずは簡単な経歴をお願いします。

中田:ECの全モールを総括していて、その中でライブ配信の担当もしています。今は店頭には立っていないのですが、7年ほど店頭勤務を経たのち、本社で2年弱勤務しています。

中田恵美さんの働く姿

ーいつ頃から、どういったきっかけでライブ配信をするようになったのでしょうか?

中田:今年の4月頃から開始しました。きっかけはNICE CLAUPのブランド長の提案でした。 親会社でもあるパルグループでもライブ配信経由でかなり売り上げが立っていることや、中国でもライブ配信での購買が盛り上がっている状況知り、すぐにでもやりたいという気持ちが一致しました。

いつ頃からライブ配信を始めたかというと、その話が出た月からすぐに始めました。私たちが使っている「Live Shop!」では最低でも月2回は配信するというルールがあります。最初の月は3,4回でしたが、現在ではトータルで10回ほど配信しています。

ーライブ配信用の機材はどうしていますか?

中田:スマホ2台とPC1台で配信しています。三脚に取り付けた撮影用のスマホ、コメントを読む用のスマホ、演者用のライト、コメントや販売管理をするPCを使っています。運営用のアプリに接続すればすぐ配信できるので、とても簡単です。

配信の様子

 

ー売上感はどれくらいでしょうか?

中田:当初はライブ配信1時間で平均2-3万円と聞いていたので、徐々に浸透していけば良いかなと思っていました。しかし、私たちのブランドが対象にしている顧客層がもともとSNSに慣れている顧客層だったこともあり、インスタライブから「Live Shop!」に流入させたところ反応がとても良かったんです。インスタライブを週1か2週に1回くらい、1年半くらい前からやってたのでお客様がライブに慣れていたというのも要因だと思います。初回も平均の10倍くらいの売上がありました。

ーライブ配信をする上での必要なスキルはありますか?また、どうやってそのスキルを習得しましたか?

中田:私はもともとインスタライブに慣れていたので、配信をする上での抵抗はありませんでした。もちろん最初は恥ずかしかったのですが、お客様に認知していただいたり、名前を呼んでいただいたりしながらお客様との距離を縮め、慣れてきました。 また、コメントに対しての返答は店頭での接客経験と直結しているため、スムーズに返答することができているので、店頭での経験も活かされているなと感じています。

 

配信の様子

 

ーwebならではの魅力、やりがいを感じる時はどのような瞬間でしょうか?

中田:不特定多数のお客様にアプローチできるのが良いところだと思います。ライバーはスマホひとつで様々な人と出会える今までにない新しい仕事です。そこにはブランドが好きな方や、初見の方などから、様々な反応がリアルタイムで寄せられるという面白さがあります。また、店頭のスタッフを出演させることでスタッフ個人の認知度アップにも繋がりますし、店頭スタッフならお店に会いに行くことができるのでブランドとスタッフ両方のファンを増やせるのも魅力ですね。

ーキャリアアップの一つとして、こういった活動は有効だと感じていますでしょうか?

中田:生放送で喋ったり、臨機応変に対応したり、webであってもお客様とのコミュニケーションを楽しくするのにはとてもスキルがいることですが、こういった活動を通して学べることは多いと思うので、もしライバーに興味があって素質がある人にはこのチャンスを逃さずにチャレンジして欲しいです。

 

配信の様子

 

ー ECスタッフ以外にもライブ配信をやりたい!という人には機会は与えられますか?また、中田さんはどのような方と仕事をしたいと思いますか?

中田:ライブに出たい!という人にはもちろん出演のチャンスがあります。店頭スタッフだったらシフト変更して来てもらったりしています。一緒に仕事がしたい人については、おしゃれが好きで、私たちのブランドが好きという気持ちは絶対持っていてほしいですね。あとは人と話すのが好きというのも大事なポイントです。

ー 応募者や今の若者に向けたメッセージがあれば宜しくお願いします。

中田:ファンが根付いているブランドなので、ナイスクラップが好きな気持ちとお客様とのコミュニケーションが楽しいと思える方!!私たちはそんな方と盛り上げながら一緒に働きたいと思っています。お客様からは週に一回配信してほしいという声もあるので、実現できるようライバーを募集します!

ライバー募集

 

配信画面

 

ライブ配信の手順をご紹介

まず「Live Shop!」の配信前に、NICE CLAUPのインスタライブで配信の告知からスタート。今日紹介する内容やアプリの使用方法などを5分ほど配信したのち、ストーリーズのリンクからLive Shop!へ誘導し、配信開始。

撮影は演者自身がどう映っているか見えるようにインカメラで行なうものの、サークルライトを使用しているので写りが良く、コメント欄にも「見やすい!」というリアクション多数。

リアクションも上々

自身もフォロワーを多く抱えるインフルエンサースタッフが新作のワンピースやトップスを紹介すると、「150cmでも大丈夫ですか?」「ベージュもう一回みたいです!」「ペチコート付きは便利ですね!」など服に関する質問やコメントが常にあふれていた。 中田さんは配信に出演することもあるが、今日はメインカメラの横で司会をしたりコメントに反応したり、さすが元販売員という臨機応変な対応力で視聴者とコミュニケーションをとり、配信も盛り上げていた。

アンケート画面

カメラ裏ではPCで配信用画面を操作するスタッフもいて、視聴者に「どの色が欲しい?」などのアンケートをとってインタラクティブに楽しませる工夫もあった。 実際に店頭で接客するように生地の質感や色のニュアンス、コーディネートの仕方などをテキパキと説明していく姿は、販売員そのもの。しかし視聴者との間には販売員/消費者という距離感ではなく、より身近で親しみのある空気が流れていた。

実際の購入画面

テキストや画像でのやり取りではなく、実際に動く姿を見せながらリアルタイムでコミュニケーションを取ることで、しっかりとブランドのファンを根付かせ信頼を勝ち取っている。「one after another NICE CLAUP」の人気の秘訣は何よりファン思いの姿勢にあるのだろう。

株式会社ナイスクラップの採用ページ

text / photo : READY TO FASHION MAG 編集部

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