今春に新中期経営計画の発表を予定し、今期(24年12月期)は10店以上の新規出店を計画するなど、事業拡大に積極的に取り組んでいく。経営理念の「お客さま第一主義」のもと、コロナ禍でも新卒採用を継続しており、「会社の新しい雰囲気作りや感性の補充」で、支える人材に注力している。人事総務部人事課の太田一寿さん、人事総務部販売人事課の田中真美さんに聞いた。

※1月17日繊研新聞掲載 人が育つ企業特集より

写真左:太田一寿さん、右:田中真美さん

ーー採用の現状と求める人物像は。

太田:総合職と販売職で一括で行いますが、募集はそれぞれで採用を決めます。総合職が私で、販売職は田中が担当。23年卒は総合職が3人、販売職4人で、24年卒の内定者は合計で10人以上を予定。採用で共通しているのは、基準としてファッションやライフスタイルに興味がある人ですが、必須ではなくポジティブな人を求めています。グループ面接はなく、一人ひとりと向き合って採用しています。

田中:販売職は特に、経営理念に賛同できる人。今はオンラインで会話することが日常化しており、お客様に寄り添う気持ちが素敵な購買体験を提供するためには大事だからです。面接でも話が上手以上に、話を聞く姿勢がある人と一緒に仕事がしたいと思っています。

ーー研修制度に特徴がある。

太田:新卒の合同研修が2週間で、その後はそれぞれのプログラムになります。総合職はさらに1週間の研修の後、4月下旬に配属。ベテラン社員によるOJT(現場教育)が始まります。昨年の新人営業職の場合、先輩の担当店舗で一緒に仕事を覚えていき、9月には独り立ちし2店を任された人も。期間が決まっているわけではなく、しっかりと業務ができるようになったらで、モチベーションアップやいち早く活躍できる環境があります。

田中:販売の新卒は3年間、本社人事部の経験豊富なトレーナーがマンツーマンでサポートします。基本的な指導のほか、メンタルや人間関係などの相談や悩みを聞く役割が大きいですね。第3者の立場で、店長や先輩に言いにくいことも相談でき、安心感があって成長できる点は特徴です。研修期間後も何かあれば相談に乗ってくれる存在で、サポートしています。

24年に60周年を迎えるブランドを代表するプリント「ウニッコ」をグラフィカルにアレンジした「マリメッコ」24年春夏

ーーキャリアアップは。

太田:総合職はアパレルの基礎が分かり、社内外のコミュニケーションが深められる営業から始まることが多いです。その後は勤続1年以上は毎年、移動希望の自己申告制度があり、ECやプレス、人事など様々で、会社や上司からの推薦や後押しなどもあります。

田中:販売職はサブ、店長、エリアチーフ、ブランドチーフの流れ。販売から総合職への転属も可能です。「A.P.C.」の店長からMDや「イルビゾンテ」のエリアチーフからブランドプレスになった社員もいます。自己申告制度だけではなく、やる気や積み上げてきた成果を認められて転属するケースもあります。

ーー会社の魅力は。

太田:経営理念で「お客さま」が主語にある意味を伝えています。また、唯一無二のインポートブランドがあり、グループにはスキルや目利きがある点も。総合職はオールラウンダーで、色々なことができます。

社内外から「ルックの人は真面目だよね」とよく言われます。社風や文化的なことや、研修制度にも見られる仕事も悩みもサポートし、「何かあったら助ける」点も魅力で、根が真面目な会社です。

《会社概要》
■売上高:546億8700万円(22年12月期連結)
■主要ブランド:「A.P.C.」「イルビゾンテ」「キース」「スキャパ」「マリメッコ」「レッセ・パッセ」など
■従業員数:1078人(22年12月)

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