日本の服飾教育の中心的存在であり、世界で活躍するクリエーターを数多く輩出してきた文化服装学院。卒業生は30万人以上で、過去には髙田賢三氏や山本耀司氏、高橋盾氏、NIGO®氏といった日本を代表するデザイナーをはじめ、ファッション業界を支える人材を輩出しています。

その最大のイベントである文化祭が、コロナ禍の中止・縮小を経て4年ぶりに通常開催されます。

例年約2万人の来場実績を誇る本文化祭。1952年以降開催されているI部(昼間部)ファッションショーには高校生をはじめとする来場者で溢れるほか、業界からの注目も集めています。

11月2日(木)〜4日(土)の期間中には、在校生による計14回ものショーが行われ、企画からデザイン、縫製、モデル、ヘアメイク、会場のディレクションまでを全て学生が担います。

また取り組み方が根本的に変更される今年からは、学生が自由なクリエイティビティを発揮できる作品発表の場になるそう。

具体的には、これまで作品制作をクラス単位で割り振っていたところ、ショーを6シーンに構成。各シーンにクリエイティブディレクターを置き、そのコンセプトに賛同した学生デザイナーがデザイン提供をしています。

科を越えた学生同士の交流が図られるだけでなく、よりファッションブランドのフローに近い形をとることによって、即戦力としてのスキルアップにも繋がります。

また、これまでファッションイラスト画を採用していたショーパンフレットに代わり、実物のショー作品をレスリー・キー氏が撮り下ろし、千原徹也氏がアートディレクションを手掛ける「Super Bunka Fashion」(仮)として発表。

そのほかにも、一部アイテムを商品として販売したり選出されたルックをパリで開催されるプルミエール・ヴィジョンにて展示されたりするなどのイベントも行われます。


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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。音楽、ドラマ、食、本などすべてにおいて韓国カルチャーが好き。

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