アパレル業界のなかでも華型の職種であるファッションデザイナー。具体的にどんな仕事をしているかご存知でしょうか?

この記事では、ファッションデザイナーについて知ることができるおすすめYouTube動画をご紹介していきます。写真や文字では伝わりづらい業務内容だからこそ、YouTubeではより具体的に業務について知ることができます。ぜひご覧ください!

まずはファッションデザイナーについておさらい

ファッションデザイナーとは、他の人が生み出したことのないファッション・アパレルアイテムのデザインを世に送り出す職種です。

ファッションデザイナーが所属する企業・ブランド、もしくは自身のブランドのファッション・アパレルアイテムをファッションショーや展示会までに作り上げて発表します。

​​ファッションデザイナーを大別すると、下記の3パターンが一般的です。

  • アパレルメーカーや繊維商社(アパレル商社)、OEM・ODMなどに所属するインハウス・ファッションデザイナー
  • 複数の企業と契約するフリーランス・ファッションデザイナー
  • 自身のデザイナーズブランドを立ち上げた独立系ファッションデザイナー

詳しい内容はファッションデザイナーについて解説した記事をご覧ください!

ファッションデザイナーを知るためのYouTube動画4本

ファッションデザイナーといっても、洋服のデザインをするだけではありません。どんな生地を使うのかや、どうやったら着やすくなるのかなど、着る人を想像しながらパタンナーやディレクターなどと一着の洋服を作り上げていきます。

ここからは、おすすめの動画をピックアップし、その動画から何を知ることができるかも合わせてご紹介。

SNSでも人気を集める「Eaphi」デザイナー

株式会社imleが運営するブランド「Eaphi(エフィ)」。2022年夏に開始したばかりのブランドです。

この動画では「Eaphi」のデザイナーの1日に密着し、仕事内容を紹介しています。

トワルチェック(※)やサンプルチェックを中心に、どんな過程を経て洋服のデザインが出来上がっていくのかを観ることができます。パタンナーやOEM企業などとのやり取りの風景もあるので、よりデザイナーの業務がイメージしやすくなるはず。

デザイナーを目指したきっかけや、デザインを考える上で大切にしていることも詳しく話されているので、ぜひキャリアや仕事の参考にしてみてください!

※トワルチェックとは…パターンをシーチング(仮生地)に起こしたものを立体のトルソーに着せ、イメージと照らし合わせていく作業のこと。

\POINT/
・トワルチェック(丈感やシルエットのチェック)
・サンプルチェック(さらに修正をかける)
・生地の選び方

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「CLANE」をまとめるチーフデザイナーの1日とは

CLANE DESIGN株式会社が運営するブランド「CLANE(クラネ)」。この動画では、「CLANE」のチーフデザイナーの1日が紹介されています。

「CLANE」のデザイナーチームをまとめるチーフデザイナーだからこそ、チーフデザイナーとしてどのような立ち回りをしているのかを観られるのが特徴。そのほか、パタンナーや生産管理との週次のミーティング風景や、デザイナーとのデザイン会議などの様子も。

デザイナーを目指したきっかけなどキャリアについても深く知ることができるのでおすすめです。

\POINT/
・企画・生産ミーティング(商品の進み具合や納期日の確認)
・サンプルチェック(シルエットやディテールの修正)
・生地メーカーとの商談

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パタンナー兼デザイナーに密着!キャリアアップについても

ファッション業界専門紙「WWD」のYouTubeチャンネルでは、ファッション業界人図鑑として様々なファッション業界のキーパーソンが紹介されています。

この動画で登場するのは「RRR(アール)」や「POPPY(ポピー)」のパタンナーであり、自身のブランド「nori enomoto(ノリ エノモト)」のデザインも手掛けるパタンナー兼デザイナーの榎本紀子さん。

パタンナーを目指したきっかけや文化服装学院時代の話、自身のブランドの話など榎本さんの内面的な部分にフォーカスが当てられています。パタンナーとデザイナーの時とでの違いや意識していることも話されており、両職種で活躍されている方は参考になる部分も多いはず。

\POINT/
・デザインミーティング
・パターン作成作業
・ビジュアル撮影

「Ameri VINTAGE」のデザインはどうやって作られるのか

レディースセレクトショップである「Ameri VINTAGE (アメリ ヴィンテージ)」のYouTubeチャンネルでは、どのように洋服のデザインが作られていくのかを観ることができます。

この動画では、レイヤードタイプのデザインコートの作成に密着。いくつかのデザイン候補のなかから、いかにして一つのデザインに絞っていくかの過程が紹介されています。

デザイン性よりも服をきたときのシルエットなどを意識して作られていることがよくわかる動画です。

\POINT/
・デザイン画の作成
・1つのデザインに何個かのパターンを考える
・サンプルチェック(丈感やシルエットなど細かい修正)
・企画会議

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。音楽、ドラマ、食、本などすべてにおいて韓国カルチャーが好き。