• HYPE DROP、ディレクターのNEOインタビュー記事公開!

    【「HYPEなモノ&ウチにしかないアイテムで熱狂させたい」 初の"実店舗"オープンを迎えたHYPE DROP、ディレクターのNEOが目指す先】

    https://snkrdunk.com/articles/19772/#1

    厳選した国内外の公式ブランドアイテムや、エクスクルーシブアイテムをDROPするストア「HYPE DROP」。実店舗(新宿・歌舞伎町)のグランドオープンを2023年9月2日に控え、さまざまなブランドやアーティストとのプレオープンイベントを開催中だ。そこで今回はHYPE DROPのクリエイティブディレクター/ヘッドバイヤーであるNEOに、店舗の開店に向けた想いなどを語ってもらった。

    ―スニダンに転職されたのはどういった理由で?
    NEO:新規事業…一次流通としての「HYPE DROP」の構想を聞いて、自分のこれまでの経験を最大限に活かせるなと。まぁ大変だというのは分かってたんですけど、やりがいはあるし、自分が好きなジャンルでおもしろいと思える仕事だった。あと、スニダンにかなりのポテンシャルを感じていたというのも大きいです。

    ■HYPEなモノ&ウチにしかないアイテムをどんどん出して、人々を熱狂させる
    ―では改めて、いまお話に出たHYPE DROPについて。これは何を目指す、どういったお店としてスタートしたんですか?
    NEO:スニーカーダンクには「世界中が熱狂する、次のマーケットプレイスをつくる」という目標があるんですけど、それはHYPE DROPも同じで。むしろ、より体現しやすいんじゃないかなという考えがありました。名前の由来の通り「HYPEなモノ、ウチにしかないアイテムを世界にどんどん出していく。そのことで人々を熱狂させる」。これが実現可能なんじゃないかなと思っています。

    ―Webのサービスが立ち上がった当初から、リアルな店舗のオープンも計画していたんですか?
    NEO:正直、最初は計画にありませんでした。ただやはり、それぞれブランドの方々はこだわってモノを作って、ブランディングもしっかりされていらっしゃるので「実際にお客さんに手に取ってもらって見てもらいたい」と思われるんですよね。やはりWebだけだと、ブランドの良さを紹介しきれない部分もあって。他のECサイトとかだと取り扱い数が多すぎるがゆえに埋もれていってしまう懸念もあるんです。

    ―なるほど。
    NEO:そういったところで、色々なお客さんにしっかり直接、それぞれのブランドの良さやこだわりをご説明したうえで販売する"実店舗"は大切だなと改めて思い、店舗を出すことになりました。取扱いさせて頂いているからにはリスペクトし、もちろんWebでもそうですが、しっかり紹介していければと考えています。

    ―その"第一号店"が新宿・歌舞伎町のこちらですが、ここにされた理由というのは?
    NEO:これは本当、偶然ですね。いろいろな場所を回った結果、たまたまいい場所が見つかったというか。

    ―お店のこだわりとして「路面店であること」は大きいですか?
    NEO:そうですね。「一階の路面店であること」を前提で探してました。

    ―実店舗としてのHYPE DROP第一弾のラインナップには、どういったブランドが予定されているんですか?
    NEO:「BILLIONAIRE BOYS CLUB(ビリオネア・ボーイズ・クラブ)」や「ICECREAM(アイスクリーム)」、「DIESEL(ディーゼル)」、「TAAKK(ターク)」などですね。ストリートからモードまで、けっこう幅広い年齢層・お客さんに向けたラインナップになっています。あとはハヤシレナさんというアーティストと「Fruit of the Loom(フルーツオブザルーム)」とのコラボアイテムも、8月19日からリリース&ポップアップストアを開催します。

    ■"壁"みたいなものを打ち壊して、一緒におもしろいことができたら
    ―そんなHYPE DROPにおいて、NEOさんは「クリエイティブディレクター/ヘッドバイヤー」を務めていらっしゃいますが、これはどういったお仕事なんですか?
    NEO:クリエイティブディレクターというのは「HYPE DROPを一つのブランドとして見た時に、そのブランディングを担う」のが仕事です。要は「HYPE DROPってこういうものなんだよ」というのを紹介できるようにする。イメージだったり、商品のセレクトだったりを介して、(HYPE DROPという)ブランドをデザインする・作り上げていくのが、クリエイティブディレクターです。

    ―なるほど。
    NEO:ヘッドバイヤーは「HYPE DROPにはこういったブランドが合うんじゃないか」と考えながら、責任を持って商品の買い付けを取り仕切るといった仕事です。

    ―セレクトする際のポイントはありますか?
    NEO:ブランドさんの個性・コンセプト・ブランディングに寄り添いつつ、同時にウチらしさも損なわないようなセレクトを行ってます。あと、打ち出し方にもポイントがあって。例えばサングラスなんかも扱っているんですけど、世間的にはあまり知られてない「調光レンズ」というギミックがあるんです。屋内ではクリアレンズなんだけど、外に出て紫外線を浴びるとサングラス(カラーレンズ)へと変化するみたいな。そういった、ブランドさんとしては打ち出していきたいんだけどあまりユーザーには知られていない機能などについても、ウチからどんどん発信していきたいです。

    ―ほかにもHYPE DROPのこだわりポイントについて教えてください。
    NEO:店名にもなっているとおり「HYPEなモノ」はもちろん、それ以外にも「今までなかったような新しいモノ」を人々に紹介したいというのが一番です。なのでどんどん新しいブランドを発掘していったり。また、既存の素晴らしいブランドさんとの取り組みで、HYPE DROPにしかない別注品・エクスクルーシブモデルを作っていくために、デザイナーさんとウチでアイデアを出し合っていったりしています。

    ―ブランドさんだけでなく、新しいアーティストさんとのコラボも予定されているんですよね?
    NEO:そうです。アパレルはもちろんですが、アートにもこだわっていきたいと思っているので、そういった方々ともコラボレーションしつつ。才能があるのにまだまだ埋もれている若い方もたくさんいらっしゃるので、そういった方々にフィーチャーしてHYPE DROPから発信していけるようにもしていきたいと考えています。

    ―この店舗は路面店なので、ポップアップイベントなんかもやりやすいですしね。
    NEO:ガラス張りなので、店内に置かれたアートの見栄えもかなりよくなるかなと思ってます。

    ―各ブランドさん・アーティストさんと、定期的なポップアップを予定されているんですか?
    NEO:もう極端な話だと「一週間に一回」くらいのペースでいろいろやっていきたいです。そんなハイペースでイベントをやってる洋服屋さんって、そんなにないので。だから「(HYPE DROPに来れば)常に新しい催しが見られる」みたいな感じで、かなり楽しいと思います。

    ―さきほど少しお話に出た「エクスクルーシブ」ですが、それは全世界でこの店舗とアプリ(Web)でしか買えない?
    NEO:たまにブランドさんとの共同販売になるパターンもあるんですけど、基本的にはウチだけでしか扱えないモノになっています。

    ―ありがとうございます。では最後に、今後の構想についても伺えますか?
    NEO:本当、おもしろいことをやりたくて。これはあくまで例なんですけど、アパレルとは無関係の車メーカーさんとのコラボとかもアリだと思うんですよね。あとは同じ業態同士の…例えばセレクトショップ同士でコラボしちゃうとか。いままで存在していた"壁"みたいなものを打ち壊して、一緒におもしろいことができたらなって。

    ―慣習としてあった「こことここはコラボしちゃダメでしょ」みたいなものを無くしていくような?
    NEO:そうです。以前だったら「え!?」って驚いていたようなハイブランドとストリートブランドとのコラボも、最近だと普通になってきてる。だから、セレクトショップ同士でもそういうのができるんじゃないかなと思ってます。

    ―HYPE DROPの店舗を増やす予定はありますか?
    NEO:まず一店舗目としての東京・歌舞伎町。そして、(事業が)拡大していけば他の都市に出店することも考えられますが、最終的には絶対に世界へと進出したいと思っています。日本だけでなく、世界でHYPE DROPが知られるようにしていきたいです。

    HYPEDROP ディレクター インタビュー SNKRDUNK スニダン スニーカーダンク

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