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2019年12月8日立教大学服飾デザイン研究会(以下FDL)がショー「UNDERGROUND」を開催した。
本記事では、ショーの様子を画像とともに紹介する。

本ファッションショーのリリース記事はこちら↓

立教大学服飾デザイン研究会が12月にファッションショー「UNDERGROUND」を開催!

FDLとは

1年に2回のファッションショーを開催する学生団体。立教大学の学生を中心に構成されており、開催するショーには服飾学生を中心にコレクションで活躍するデザイナーなども来場する。
服のデザイン、縫製、会場の演出、音楽、映像、渉外活動の全てを学生で行い、専門学生でもプロのデザイナーでもない学生が、「売るためではない服」をファッションショーで表現する。
また、その歴史は50年以上あり、KEISUKEYOSHIDAのデザイナー吉田圭佑氏が在籍していたことでも知られている。

ファッションショー2019「UNDERGROUND」

今回のショーは都会から少し離れた月島の会場にて行われた。
ショーのコンセプトは「UNDERGROUND」。

”人々は社会からの抑圧に反発し、革命を起こした。
現在も尚、めまぐるしく変わる世界とその渦中にいる私たち。
答えのない社会で侵されてはならない「自己」を希求する。” (FDLプレスリリースより)

果たしてどんなルックが登場したのだろうか。
ショー当日の画像を見ていこう。

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コンセプトである「UNDERGROUND」に対して、学生ならではの価値観から一つの解を提示したショーであった。作り込まれたインスタレーションや音楽、白で統一された会場の中では、様々なカルチャーやアイデンティティのエッセンスを孕んだ服を着たモデルが存在感を放ち、見る者たちを飽きさせないショーであった。21体のルックには十分に思考された上で作り込まれた服が確かに彼らの想いを反映していた。ルック一つ一つのクオリティの高さも、FDLの歴史の長さと伝統を大いに感じさせた。

300名以上が来場し、大成功で3年生の引退の花道を作ったFDL。そのバトンを引き継いだ次の世代のショーが実に楽しみだ。


text:READY TO FASHION MAG 編集部

READY TO FASHION MAG 編集部

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