兵庫県西脇市の伝統工芸である「播州織※」を活用し、ビジネスを展開する若手デザイナー、クリエイターに向けてイベント、『播州織ジョブフェア』が青山のTEPIA3階エキシビジョンホールにて2月21日(火)、22日(水)の二日間行われる。

今回の『播州織ジョブフェア』では播州織の紹介だけでなく、実際に西脇市で活躍するクリエイターの事業紹介やトークショーも企画されている。企業の就職案内や、西脇市への移住案内も行われるため、地域のモノづくりに興味がある就活生、若者は話を聞きに行ってみてはどうだろう。また、『播州織ジョブフェア』と同時開催で、『播州織総合素材展』『播州織コレクション』が開催されており、高品質・高感性な素材の展示、ファッションショーのイベントが行われている。

 

『播州織物ジョブフェア』

日時:平成29年2月21日(火曜日)午前10時30分~午後6時
平成29年2月22日(水曜日)午前10時~午後5時

トークショー:両日とも、13:00〜

会場:TEPIA3階エキシビジョンホール(〒107-0061 東京都港区北青山2-8-44)

主催:公益財団法人北播磨地場産業開発機構

詳細:http://www.banshuori-expo.com/2017/event/

同時開催:『播州織総合素材展』『播州織コレクション』

 

※播州織とは?

兵庫県西脇市の200年以上の歴史を持つ織物である。起源は江戸時代中期、1792年にさかのぼり、宮大飛田安兵衛が西陣から技術をもってきたことから始まる。織物の特徴としてあらかじめ、先に毛を染めておいた糸を使って柄を織る、「先染織物」という独特の製法をとっている。また国内先染織物の70%以上のシェアを誇っている。

現在、播州織は生産量が減少の傾向にあり、生産数量は全盛期の1990年に比べて10分の1に落ち込んでいる。このような現状では、産業を活気づける、新鮮な発想力、想像力が必要となってくるため、今回、若手デザイナー・クリエイターをファッション都市構想の中で取り入れることとなった。また、西脇市の将来像として、播州織で地域のファッション産業を盛り上げることにより、地域活性化を目指すとともに、“made in NISHIWAKI” というブランディング化を目指している。

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READY TO FASHION MAG 編集部

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