ファインジュエリー(fine jewelry)とは

一言でいうと、ファインジュエリーとは素材そのものに価値があり、長く価値が保たれるジュエリーのこと。プラチナや18K以上のゴールドといった高純度な金属と、ダイヤモンド・ルビー・サファイアなど天然宝石を用いて作られた本格的なジュエリーを指します。

「ファイン」には、「上質な」「すばらしい」という意味があります。その名の通り、一生ものの価値を持つものとして、特別な記念品として選ばれることも少なくありません。一方で、シンプルなパールピアスや一粒ダイヤのネックレスといった日常使いしやすいデザインも多くあります。

価格帯は、貴金属の種類や宝石のグレード・大きさによってさまざま。対義語はコスチュームジュエリー。

▼ファインジュエリーの例
・ティファニー「ティファニーセッティング」のダイヤモンドリング
・カルティエ「LOVE」コレクションのゴールドジュエリー

ハイジュエリーとの違い

ファインジュエリーと混同されやすい言葉に「ハイジュエリー」があります。意味は近いものの、ハイジュエリーはファインジュエリーの中でも、特に価格・希少性・芸術性が高いものを指します。

明確な基準があるわけではありませんが、ハイジュエリーでは、より希少な素材(24金など)や高級宝石を使い、再現が難しい高度な技法や大胆なデザインが施されることが一般的です。そのため、ファインジュエリーよりも高価格帯で、資産価値の高い傾向にあります。

なお、ハイジュエリーはフランス語で「オート ジョワイユ」と呼ばれることもあります。

▼ハイジュエリーの例
・ヴァン クリーフ&アーペルの一点物
・ハリー・ウィンストンのハイジュエリーコレクション

ファインジュエリーのブランド代表例

老舗ジュエラー(ハイジュエリーにルーツを持つブランドを含む)

・ハリー・ウィンストン(Harry Winston)
・カルティエ(Cartier)
・ティファニー(Tiffany & Co.)
・ブルガリ(Bvlgari)
・ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
・ショーメ(CHAUMET)
・ブシュロン(BOUCHERON)
・グラフ(GRAFF)
・ダミアーニ(DAMIANI)

ファッションメゾン

・シャネル(Chanel)
・ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)
・エルメス(HERMÈS)

国内ブランド

・ミキモト(MIKIMOTO)
・タサキ(TASAKI)
・ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA)

その他のファインジュエリーに関する言葉と意味

プレシャスジュエリー

プレシャスジュエリーは、貴金属と宝石を用いたジュエリーを指し、意味としてはファインジュエリーとほぼ同義です。日本では、ややマーケティング寄りの表現として使われることが多いです。

デミファインジュエリー

ファインジュエリーとデミファインジュエリーの主な違いは、ゴールドのカラット数。ファインジュエリーが18Karat以上であるのに対し、デミファインジュエリーは9〜14Karat。なお、Kはゴールドの純度を示す単位で、数値が高いほど純度が高くなります。(※ダイヤモンドの重さを示すCaratとは別の単位)

コスチュームジュエリー

コスチュームジュエリーは、ファインジュエリーの対義語。メッキや比較的安価な合金、ガラス、ファイクパールなどを使用したファッション性重視のジュエリーです。素材の制約が少ないため、デザインの自由度が高く、トレンド性のあるデザインが多いのが特徴です。

ハイジュエリー
↑(格・芸術性)
ファインジュエリー
×(対義)
コスチュームジュエリー

ファインジュエリーの使用例

A「普段使いできるジュエリーを探していて」
B「こちらはゴールドのファインジュエリーなので、デイリーにもおすすめです」

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。