QCとは?

QCとは、「Quality Control(クオリティコントロール=品質管理)」の略で、製品規格との整合確認作業を含み、製品企画から販売までの全部門で、品質向上や生産性の向上、コストダウンなどを目指す取り組みのことを指します。

どんな商品でも、出荷・納品する前に製品規格にマッチしているかを確認する必要がありますが、ファッション・アパレル業界では製品の伸縮や毛羽立ち、キズなどの確認に加えて、残針や皮膚障害の検査などがPL法(製造物責任法)により義務付けられています。その確認もQCに含まれます。

QCの具体例

日本クオリティセンター(NQC)

ファッション・アパレル業界に特化した、物流、検品に関するサービスを提供する企業です。検品・補修・タグ付け・プレス・たたみ直しなど、納品までの一連の業務を高品質かつスピーディーに行うことを強みとしています。

日本アパレルクオリティセンター

オンワードグループが長年培った品質管理のノウハウをファッション・アパレル業界に共有して、業界全体の発展に寄与することを目的に設立した一般社団法人です。製品企画段階での素材のチェックや外観確認に加えて、製品販売後の品質の見直しや工場監査なども積極的に行っています。


そのほかにも知ってそうで知らないアパレル用語を解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

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岩田日向子(READY TO FASHION MAG 編集部)

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