皆さんは、自分以外の人がカッコいいと言っている「人」や「モノ」のカッコよさが自分には全く分からないということはよくありませんか??

特にファッションに関してはこの問題はよく起こりがちな気がします。分からないことを調べてみても専門的な単語が並べられていて理解できずに結果、興味が無くなってしまうという負のループに陥ってしまっている方も多いと思います。

そこで、この連載では「ファッショニスタ」や「お洒落さん」たちがカッコいいと噂しているけどイマイチ、「カッコよさ」が伝わりづらいファッションの様々なことについての「説明書」を誰でも分かるように筆者の独断と偏見で作っていきたいと思います。

Vol.1前編 : 最近よく見る超ロング袖の火付け役Vetements(ヴェトモン)

突然ですが、皆さんは最近、街中やInstagramで手元まですっぽり隠れるくらいの長袖のTシャツやパーカーを着ている人を見かけることはないですか?連載の第一弾として、そんな少し変わったシルエットのブームを作ったブランド、Vetements(ヴェトモン)のカッコよさを前編/後編と2部に渡って紹介いたします。前編では外面、後編では内面のかっこよさについて、例えを交えながら解説します。

※Vetements(ヴェトモン)は旧ソビエト連邦から独立したジョージア出身のデザイナー、デムナ・ヴァザリアが2014年に設立したブランド。ブランド名の「Vetemets」はフランス語で「服」を意味する。多様なルーツを持つデザインチームによって製作され、そのトップに立つデムナ自身も2015年よりバレンシアガのアーティスティック・ディレクター(デザイナー)に就任するなどファッション界において注目を集めている。

最初に述べた超ロング袖のTシャツやパーカーはヴェトモンの看板商品で、今やそれを他のブランドが真似をしていて、流行に敏感な若者たちのマストアイテムになっています。

 

@dailydeker

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