立教大学を中心に総合大学生で構成されたファッションショーサークル「服飾デザイン研究会(fashion design lab.)」が2018年07月15日(日)にファッションショー「(   )ism 」を、立教大学池袋キャンパス内ウィリアムズホールにて開催した。

服飾デザイン研究会(FDL)とは

同サークルは、年に2回のファッションショーを開催しており、ショーには服飾学生を中心に東京コレクションで活躍されているデザイナーも来場する。服のデザイン、縫製、会場の演出、音楽、映像、渉外活動の全てを学生で行い、専門学生でもプロのデザイナーでもない学生が、「売るためではない服」をファッションショーで表現する。

また、その歴史は50年以上あり、KEISUKEYOSHIDAのデザイナー吉田圭佑などが在籍していたことで知られている。

今回のFashion Showのテーマは「(   )ism 」 

民族の一員である彼らが纏う衣服の色は
時に摩擦を起こしてはひとつとなり
歴史を繰り返すたびに変化し、時には消滅してきた。
流行とは対に置かれ、過去の遺産として捉えられた民族衣装。
最先端へと引き上げ、彼らが築いた衣服文化(色)を再確認する。

以下、服飾デザイン研究会代表の逆井さんのインタビューとともにファッションショー「(   )ism 」を振り返る。

──今回のショーにかけた思い、終えての感想を教えてください。

FDL:今回はショーの意味合いを深くしたいと思い、ただ服だけでショーコンセプトを表現するのではなく、そこに込められた時代背景や社会情勢を、デザイナー1人1人が表現するようにしました。そこに合わせるように演出や、パンフレットのデザインも統一しました。
とりあえずは無事に終えることができて安堵しています。

──来場者の反応・感想は?

FDL:例年より内装をこだわっていたので、そこを評価してくださる方が多いですね。

──今後はどのように展開していく?

FDL:ファッションショーはもちろん、団体の想いを表現するためにも多方面に活動を広げたいです。例えば、フリーマーケットの開催や、他団体・企業との関わりを広げることで、FDLの活動範囲そのものを大きくしていきたいと考えています。


READY TO FASHION MAG 編集部

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