アパレル業界職種ガイド 〜本社編〜

アパレル業界の職種紹介 〜憧れの本社編〜 アイキャッチ画像

「アパレル業界ってお金を稼げるのか…」「販売職からのキャリアアップって本当にできるのか…」「店頭に立つ販売ではなく本社で働きたい!」「アパレル業界で働いてみたい!」などアパレル業界でのキャリアアップに対して期待や不安等、思うことが色々あるのではないでしょうか?
そうした将来・未来への不安は業界を知ることで解決できます。
今回の記事を通して、アパレル業界の職種を知り、どうすれば、自分の希望する職種に就くことができるのか、販売職から総合職やその他専門職のキャリアアップができるのか参考になればと思います。

アパレル業界の主な職種

ただ漠然と本社で働きたい、販売職以外で働きたいという前に、まずは実際にどのような職種があるのかを知って、その中で自分が働きたいと思える輝ける職種を見つけてみましょう。

アパレル業界で働く場合に一番最初にイメージするのは販売職ではないでしょうか。
ファッションアイテムを購入する際、お店に足を運べば当然販売員の方と接しているわけですからイメージすることも容易なはず。
ですが、今回の記事では販売職を一旦除外し専門職と総合職の大きく2つに分類した中から紹介していきます。
まずは専門職から。

1.専門職

専門職はその名の通り、専門的な技術を求められる仕事です。

デザイナー

服のデザインを行なう専門職で、業界の主役と言っても良いでしょう。デザイン能力に限らず、素材やパターン、縫製などその他の専門知識も必要になるため、服飾専門学校を卒業した人がこの職種に就くことが多いです。
市場や社会の動き、消費者の嗜好やトレンドなどに敏感なことが求められます。

以下に、エスモード パリ校を首席で卒業後、株式会社エイ・ネットに入社し、2014AWから 「tac:tac(タクタク)」をスタートした、デザイナー 島瀬 敬章さんのパネルディスカッションした際の記事を載せておきますので、そちらもぜひご覧ください。

「登壇:エイ・ネット」デザイナーに今、求められていること。

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パタンナー

デザイナーが描いたデザイン画を元に、洋服の型紙(=パターン)を作成する専門職です。ほとんどのデザインはデザイナーとパタンナーが協力して作っていると言えます。
デザイナー同様、確実な技術と専門的な知識が必要となる職種です。

 

1.総合職

ファッション・アパレル業界の総合職は販売職、専門職以外の総称です。
ここで全てを書ききれないほど業務は多岐にわたるので、ここでは主なものだけをピックアップして紹介します。
別の機会にここに上げきれなかった職種に関してもご紹介できればと思います。

MD

MDはマーチャンダイジングの略称で、商品販売の戦略を立てる役割を担っている非常に人気の高い職種です。
仕入や価格の計画、数量の設定などを行うため、トレンドや市場の動きをつぶさに観察しながら予測を立てることが求められます。
その判断が会社の利益に大きな影響を及ぼすので、強い責任感が求められる職種です。

過去当サイトで掲載した、三陽商会のタグラインである「TIMELESS WORK. ほんとうにいいものをつくろう。」を反映する「100年コート」でMDを担当する石田和孝さんのインタビュー記事と、株式会社マッシュスタイルラボの取締役MD本部本部長の須藤誠氏のインタビュー記事を載せておきます。
是非、こちらもご一読ください。

【連載】「会社と仕事と”人”。Vol.1:三陽商会」MD=メニューを決める人?
【連載】「その道のプロから聞く!ファッション業界の仕事紹介vol.3 MD編」株式会社マッシュスタイルラボ 取締役 MD本部 本部長 スナイデルMD 須藤誠氏

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VMD

ヴィジュアルマーチャンダイジングの略称で、店舗の内装やレイアウト、ディスプレイの指示・管理などをして視覚的なMDを行う職種です。
売れ筋の商品を消費者に訴求をするために店頭の一番目につきやすいところに陳列するなど、VMDによる施策は実店舗の売り上げに直結します。
MD同様にトレンドや市場、売り上げの分析をしながら、なおかつそれを視覚的な施策に落とし込む能力が求められます。
視覚情報が重視される昨今において、その職能の重要度は年々高まっています。

プレス

ブランドの商品広報・宣伝の担当者を指します。メディア媒体への商品情報のリークや商品の貸し出し、広告の掲載や商品発表会の企画・実施などなど、かなり業務内容が広い職種です。
雑誌などのメディアにプレスの方が出ていることもしばしばある会社の顔とでもいえる存在です。
MDと共に非常に人気の高い職種です。

過去当サイトで掲載した、株式会社トゥモローランドに入社してわずか二年目にしてプレスを担当する井上さんと人事部である雫田さんのインタビュー記事を載せておきます。

【連載】「会社と仕事と”人”。Vol.2:トゥモローランド」 従業員数1600人の小さな会社とは?

バイヤー

生産元から店舗に並べる商品を買い付ける職種です。
いま消費者がどのような商品を求めているのか?など、常に消費者の嗜好やトレンドに敏感であることが大切になります。
”売れる”モノを見分ける選別眼は一朝一夕に養われるものではないので、その他の職種を経験してから就くことが多い職種です。

下に、株式会社トゥモローランド バイヤー室所属の田辺 雄一郎さん、山野邉 彩美さんによるパネルディスカッションを行っていただいた際の記事を載せておきます。

「登壇:トゥモローランド」業界イチの花形、知られざるバイヤーの仕事。

営業

一般的に、アパレルの製造会社や卸問屋で勤務することが多く、自社ブランドを百貨店や専門店などの売り手に売り込むことが営業と呼ばれる職種の主な仕事です。
シーズンごとに行われる展示会の来場者から注文を受けることも重要な仕事です。

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プロモーション

ショップへの集客や売上向上のためのイベントの計画から実施までを担当します。メディア媒体などへの情報発信や商品貸し出しなども業務にあるため、先述のプレスとの共同作業も多くあります。

生産管理

アパレル企業は工場を持たないところが多いため、商品の生産から流通までの全体を通して管理する人が求められます。その業務を担当するのが生産管理です。工場の選定から納品までの道筋を作り管理するとても重要な職業です。

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3.自分の希望する職種、本社で働くためには?

いきなり自分の希望の職種に就けて、本社でバリバリ働くということはやっぱり難しいのが現実です。
総合職に就きたい人は、まず店頭に立って販売職からのスタートも悪くないのではないでしょうか?焦らず、与えられた職務を全うし、結果を出しましょう。それが本社で働くための、何よりの近道でしょう。
ただキャリアアップに近道は存在します。面接や内定者アルバイトの時から常に「自分はこの職種に就きたい!」という強い気持ち、熱量を人事担当の人や店長、そのなりたい職種のマネージャーに伝えておくことは大切です。
また、人当たりが良くて気が遣える、コミュニケーション能力が高いなどの人間力の部分、洋服に対しての意識と知識、ファッションが好きという気持ちも勿論大切です。就きたい職種に就けるように、まずは就活を乗り切りましょう。
これまでご紹介した以外にも、実際に業界の第一線で活躍している方々のインタビュー記事のURLを載せておくので是非読んで参考にしてみてください。

「登壇:シップス/ベイクルーズ」スター販売員の真髄とは?
「仕事とキャリア」いいかげんな旅をするな。
「人事」ファッション業界人になるということ。

READY TO FASHIONでは、ファッション・アパレル業界の様々な求人情報を掲載しています。

随時その情報を更新しているので、自分の就きたい職種に就くために早い段階から業界内でのアルバイト、インターンを経験しておきましょう。


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text: READY TO FASHION MAG 編集部

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