【連載】「お気に入りと出会うvol.17 栗山千明」大切に長く着れる一着を選ぶ

 

幼少時からモデルとして活躍し、近年は日本のみならず、海外の映画やドラマでの演技も高く評価されている栗山千明さん。現在公演中の『ミッドナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』では、溝端淳平さん、浅田美代子さん、中村雅俊さんとの4人芝居にチャレンジされています。今回は栗山さんに、ご自身ならではの洋服を選ぶポイントや、長く大切にしている洋服のこと、今回の舞台で着用している衣装のことまで、たっぷりとお話をうかがいました。

 

年齢的に自分に似合うものが分かってきた
 私が洋服を選ぶ上でこだわっていることは、年齢的にもこれから長く使えるアイテムを選ぶ、探していくことですかね。10代のときは、自分がどういうファッションが好きなのか固まってなかったので、結構お手軽なものに手をのばしていたんです。でも、年齢的に「こんなものが好き」だとか「こういうものが自分には似合う」とかがだんだん分かってきたので、大切に長く使える一着を選ぶように心がけています。お仕事の現場に行くと衣装があるので、楽なファッションでもダラダラと見えないというか、見た目はきちっと見えるけど着心地は楽な服が多いですね。そういう服って頻繁に使いやすい。例えば、仕事の帰りにちょっとお出かけしたいなっていうときにも着れるんですよね。

 

長い黒髪とメイク、ファッションをトータルで楽しむ
私はずっと髪を長くしているし、髪の色が黒いこともあって、あまり薄い色の洋服をトータルで合わせてしまうと、結構浮いてしまうんです。だから、薄めの色を着るときもポイントで落ち着いた色や濃い色を入れる、というように、ヘアとファッション、メイクもトータルでバランスを考えながら、自分なりにおしゃれを楽しんでいます。黒い色の服を着ることが多いのですが、全身真っ黒にならないようにちょっと肌を見せる割合を多くしたりして、あまり重たくならないように心がけていますね。

20年前の服をいまだに着ることも
私は、小さい頃から芸能界のお仕事をさせていただいて、当時は母親が選んだ服を着て、オーディションや仕事の現場に行ってたんです。だから、母の感覚で選んでもらった服っていまだに着れるんですよね。実は、20年前の服をいまだに着てるんですけど、親が客観的に見て私が長く使えるというのをわかったうえで、自分に与えてくれていたんだなぁと思います。だから、今でも手元に残っているのは、オーソドックスなプリーツスカートや何にでも合わせやすいコートなんです。小さいときに母に与えてもらった服は、母がお手入れをしていてくれたので、どんなお手入れをしてくれていたのか、細かいことまでは覚えていません。でも、母もファッションが好きなので、帰宅したらちゃんと洋服をハンガーにかけたりとか、雨が降っていたらちゃんと乾燥させたりとか、コートとかブラッシングしたりとか、基本的なお手入れは教えてくれました。それが服を長持ちさせる秘訣なのかなぁと思いますね。

 

衣装を着ることでバリにいる気分を味わえる
公演中の舞台『ミッドナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』は、舞台がバリという設定なので、ゆったりしたリゾート感あふれる衣装を着ています。衣装を着ることによって、役柄をつかみやすかったり、バリにいるんだという気分を感じさせてくれたりするので、役を演じるうえで洋服って大事だなと実感していますね。

Text:お気に入りをもっと着たくなるライフスタイルマガジン「Lenet MAGAZINE

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