インラインとは

インラインとは、ブランドやメーカーが通常展開している商品群を指す言葉。コラボレーション商品や別注品、店舗限定モデルなど、特定の企画や販売先に向けて作られた商品と区別する際に使われます。

セレクトショップでは、取り扱いブランドが通常展開している商品のうち、そのショップ向けの別注品ではないものを指すのが一般的。ブランドのカタログに掲載されている商品や、展示会で発表され、小売店から受注する商品などが該当します。

インラインという言葉の語源は明確ではなく、「ライン」が生産ラインを指すのか、商品ラインアップを意味するのかも定かではありません。この言葉が広く使われるようになった背景には、メーカーが小売店ごとに商品の色や仕様を変更し、別注品として展開するケースが増えたことがあると考えられます。

また、海外ブランドでは、本国で企画された商品を国内製造品や国内向けの別注品と区別して「インライン」と呼ぶ場合もあります。ただし、企業やブランドによって使い方が異なるため、文脈に応じて意味を捉えることが大切です。

インラインの具体例

ブランドAが春夏コレクションとして展開するシャツ→「インライン」

セレクトショップがブランドAのシャツの素材やカラーを変更して独自に企画した商品→「別注品」

インラインの対義語

インラインと対比される言葉には、「別注」や「コラボレーション」などがあります。いずれもインラインと区別されることがありますが、別注品や限定モデルが必ずしも通常のラインアップと無関係に作られるわけではありません。


別注:ブランドの通常商品をベースに、特定の小売店などが色や素材、仕様を変更して制作した商品。
コラボレーション:複数のブランドや企業、クリエイターなどが共同で企画・制作した商品
限定モデル:特定の地域や店舗、期間などに限定して販売される商品

インラインの使用例

A「この商品、前に日本限定で販売されていたのを見たことある」

B「そうなんだ。今シーズンから本国のインライン商品として展開されるらしいよ」

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

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