ファッション・アパレル業界に特化した求人サイトを運営する「READY TO FASHION」は、READY TO FASHIONに登録している学生(2001年〜2006年生まれ)ユーザーのプロフィールを分析し、好きなブランドをランキング形式で発表します。

学生の価値観やトレンド意識が反映された結果とは?

READY TO FASHION|調査概要
分析対象:好きなブランドを1件以上登録している、2001年〜2006年生まれの登録ユーザー
分析数:5273ユーザー
分析日時:2025年12月22日

現役学生が好きなブランドランキング1位〜10位

1位 ナイキ(NIKE)
2位 ザラ(ZARA)
3位 コム デ ギャルソン (COMME des GARÇONS)
4位 メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)
5位 ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)
6位 ディーゼル(DIESEL)
7位 ビームス(BEAMS)
8位 ステューシー(STUSSY)
9位 ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)
10位 マウジー(moussy)

手の届きやすいブランドと憧れブランドがランクイン

トップ10には、「ナイキ」や「ザラ」といったトレンド感がありつつも、比較的手の届きやすい価格帯のブランドと、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」や「ステューシー」など、学生にとってはやや高価帯ながら憧れの対象となるブランドがともにランクインしました。

日常的に取り入れやすい実用性と、ファッションを通じた自己表現の両方が支持されているのでしょうか。

「メゾンスペシャル」や「ビームス」は学生層においてすでに定番的な人気を確立している一方、「ポロ ラルフローレン」や「ディーゼル」といった古着やY2K文脈で再評価されているブランドも上位に入り、トレンドの多様化が反映された結果となりました。

一方、2024年に掲載した25卒学生を対象にしたブランドランキングでは「アクネストゥディオズ」や「メゾン マルジェラ」などのハイブランドがトップ10にランクインしていましたが、今回の集計では、ハイブランドの上位を占める割合がやや減少しています。これは、就職活動や卒業を目前に控えた25卒では、「社会に出る前に本物を持ちたい」「自分のスタイルを確立したい」といった意識が高まり、思想性や文脈を重視するハイブランドが支持されやすくかったためだと考えられます。

一方で、1〜2年生を含む今回の集計では、「価格」や「着回しやすさ」など現実的な基準が重視され、結果として手の届きやすいブランドへの支持が集まった可能性が考えられます。

都道府県別に見てみると、「ナイキ」や「ザラ」は、首都圏に加え、大阪・京都などの都市部でもトップ3圏内にランクインしており、エリアを問わず安定した人気を誇っていることが分かりました。

ただ、地域差も見られます。大阪では1位が「メゾンスペシャル」、2位が「ビームス」となり、いわゆるメゾンブランドは上位に入っていなかったのに対し、東京では1位が「コム デギャルソン」、2位が「ザラ」という結果に。東京では、デザイナーズや海外ブランドが存在感を示す一方、大阪ではセレクトショップやトレンド性の高いブランドが支持される傾向が見られました。

現役学生が好きなブランドランキング11位〜20位

11位 シュプリーム(Supreme)
12位 アクネストゥディオズ(Acne Studios)
13位 バレンシアガ(BALENCIAGA)
14位 アディダス(adidas)
15位 ユニクロ(UNIQLO)
16位 ポピー(POPPY)
17位 プラダ(PRADA)
18位 リック オウエンス(RICK OWENS)
19位 ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)
20位 リーバイス (Levi’s)

マスではなく細分化された層に刺さるブランド

11位〜20位には、幅広い層に支持されるマスブランドというよりも、価値観やファッション観が近い特定の層に強く支持されているブランドが多くランクインしました。

また、Z世代(1996年〜2012年生まれ)を対象としたブランドランキングでは上位に入らなかった、「ポピー」や「リックオウエンス」、「ヒステリックグラマー」、「リーバイス」などが名を連ねているのが特徴的。モード文脈での憧れを持つ人が多い「リック オウエンス」や、Y2Kやサブカル回帰の流れを背景に再評価されている「ヒステリックグラマー」など、特定のファッション好き層に刺さるブランドがランクインしました。

中でも「ポピー」は、繊研新聞社が服飾系専門学校の学生を対象に実施した「ファッション意識調査」において、「フォローしているインフルエンサー」項目で、ディレクターのあさぎーにょ氏が4年連続で1位を獲得しており、学生層からの高い支持がうかがえます。ブランドそのものだけでなく、発信者や世界観への共感がブランドの人気につながっていると考えられます。

一方で、「シュプリーム」や「アクネストゥディオズ」など、一定の認知と支持を持つブランドも見られましたが、Z世代を対象としたブランドランキングでランクインしていた、「イッセイミヤケ」や「ヨウジヤマモト」、「サカイ」といったドメスティックブランド、また「ディオール」などのラグジュアリーブランドは、ランク外となっています。

好きなブランドで働く

READY TO FASHIONでは、新卒や中途、アルバイト、副業などの雇用形態のほか、多種多様な職種・業種軸で自分にあった仕事をお探しいただけます。

気になる企業があれば企業とチャットで直接話せるので業界に興味ある人は、ぜひREADY TO FASHIONをご活用ください。

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

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