繊維産地の今とこれからを考える
日本で生産されるテキスタイルは世界で高い評価を受けていることは、ファッション業界では周知の事実であり、誇らしいことでもあります。しかしながら、生産拠点である産地においては、生産者の高齢化の問題、生産拠点の海外移転等の問題があり、ものをつくる現場である産地自体が日本国内に残ることができるかの瀬戸際に立たされています。
そのような状況の繊維産地に、現在、20代~30代の若手が入り、少しづつですが、状況を打開する動きが出てきています。
今回のFASHION MANU FACTUREでは、繊維産地の今とこれからを考えるために、若い担い手の中心にいると言っても過言ではないお二人をお招きします。
10月に開催し大盛況のうちに終了した若手テキスタイルデザイナーを集めた展示会「NINOW(ニナウ)」の発起人で、自身もオリジナルテキスタイルを制作している小島日和氏。
デザイナーと繊維産地のコラボレーションなどを取り上げ、ファッション産業が目指すべき課題や可能性をまとめた書籍「FASHION∞TEXTILE 繊維産地への旅」を今年の7月に出版した株式会社糸編代表の宮浦晋哉氏。
展示会「NINOW(ニナウ)」を通してみえる繊維産地の現状から、書籍「FASHION∞TEXTILE 繊維産地への旅」を作るうえで見えてきたこれからの課題など、お二人にはそれぞれの活動から見えてきた繊維産地の今とこれからをお話ししていただきます。
展示会『NINOW』
尾州、播州、桐生の3産地で、活躍する若手テキスタイルデザイナーによるテキスタイルの展示会。展示会には海外で発表するブランド、大手アパレル企業から若手デザイナーまでもが、来場し大盛況のうち終了した。展示会名は「になう」と読み、産地を「担う」と「今」という意味が込められている。
https://www.instagram.com/ninow_textile/
「FASHION∞TEXTILE 繊維産地への旅」
「ファッションデザイナーと繊維産地の協同」をテーマに、前半は「これからの日本のファッション産業」と題してプロジェクトやインタビュー、寄稿をまとめ、後半では北陸の繊維産地の工場を紹介。「糸編産業」の課題や可能性をまとめた書籍。
http://yuubooks.net/fashiontextile/
日時 2017年12月24日(日)14時~15時30分
会場 スパイラルルーム(スパイラル9F)
会費 一般 前売2,500円(Peatixにて) 当日3,000円 学生 前売1,000円(Peatixにて) 当日1,500円
お申し込み先
お申し込みはこちら http://peatix.com/event/327601
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
ファッション業界を担っていく方々に来て欲しい!!
ファッションの生産拠点である繊維産地の今とこれからを考えることはファッション産業を担っている方はもちろん、これからファッション産業に入りたい学生の皆さまにとっても欠かせないことです。
開催日 | 時間 | 場所(会場) | 申し込み | |
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2017年12月24日 | 14:00 - 15:30 | スパイラルルーム(スパイラル9F) | 1746441838 | 受付終了 |
に申し込みます
イベント情報 | |
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イベント名 | FASHION MANU FACTURE 006 繊維産地の今とこれからを考える |
開催エリア | |
持ち物 | 特になし |
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